老人性イボ(脂漏性角化症)は顔にできるシミが少し盛り上がったものや、首にできる茶色い小さいぶつぶつのことです。どこで取れるのか分からない方、液体窒素の治療で綺麗にとれなかった方、1回の治療で綺麗に取りたい方は当院へご相談下さい。
老人性イボにはいくつかのタイプがあります。年齢、肌質、部位などによって、様々な色、形、大きさがあります。当院へ相談に来られる患者さんで多いのは次の3つのタイプです。
しみ(老人性色素斑)と合併していることが多く、一見、通常のシミと同じようですが、、盛り上がってザラザラした感じがあります。マイクロスコープで見ると、シミが分厚くなって表面が粗造になっていることがわかります。 このようなイボになっているものは、いわゆるシミ治療に使用する、Qスイッチレーザーだけでは取り残します。 ピコレーザーでもこのような盛り上がったシミは除去できません。 当院では、エルビウムヤグレーザーで分厚いものを除去して、周りの平坦なシミにQスイッチレーザーを照射します。 この方法なら一度で綺麗に除去できます。
エルビウムヤグレーザーは、ホクロやイボ、眼瞼黄色腫などの除去に適したレーザーです。レーザーの波長が2,940nmであるため、炭酸ガスレーザーと比べ水分の吸収率は約10倍あります。水に吸収されやすいために発熱が少なく、レーザー照射した周囲組織への熱損傷がほとんどなく、組織をすばやく蒸散させ、綺麗に病変を削り取ることが可能です。そのため、施術後の瘢痕や色素沈着のリスクが少なく、施術後の傷の治りが早くな ります。
保険診療を軸に、自由診療での肌トラブルまで皮膚科専門医がトータルでケア